Mc CHOUFFE

ベルギービール

ベルギービールレビュー No. 3
Mc CHOUFFE

Vol.. 8.0% Alc.
1.5ユーロ程, 330ml 瓶

3本目はひげのお爺さんのラベルがかわいいMc CHOUFFEにしました。デレーズで1.5ユーロ程度でした。日本ではアマゾンで買えます。

製造会社

la brasserie d’Achouffe (アシュフ醸造所 The Achouffe Brewery)
https://chouffe.com/

ベルギー南部、リュクサンブール州のアシュフにあるビール会社です。地図で見る限り、ルクセンブルク国境からおよそ10㎞程でしょうか。かなり小さい村…というか集落(?)にある会社のようです。
Vallée des Fées(妖精の谷)というのが村の別名なのでしょうか。その地で義理の兄弟 Pierre GobronとChris Bauweraertsが始めたブリュワリーです。

香り

焙煎された、甘い香りです。この系統の他のビールから想像できるままの香りかなと思います。あまり強い香りではありません。

こげ茶色、真っ黒ではないですが、深い濃い茶色をしています。

ほんのり焙煎された苦みがありますが、それ以上にまろやかですいすい飲めてしまう美味しいビールです。見た目通りの味と言っては味気ないですが、黒ビールの王道と言うような味で、8%のベルギービールらしい味わいのあるビールです。おいしい。330mlじゃ足りない…もう一本買っておけばよかったです。

パッケージ

お爺さん…と思っていたのですが、これは小人(妖精)だそうです。 Vallée des Fées(妖精の谷)から妖精が村のシンボルとなっているようです。この要請モチーフにした絵を社長が買った事からこの絵が使われているそうです。王冠にも妖精の絵が描かれていて、全体的にファンシーで優しい雰囲気を出しています。バーコードの陰から覗いて居たり、裏面にも妖精があしらわれています。しかし、なぜこの妖精はバグパイプを持っているのでしょうか…

その他

この兄弟は1982年の8月27日に最初の49リットルのビールをつくりました。最初は趣味のつもりで始めたものが、段々大きくなっていったそうです。1986年には趣味ではなくフルタイムでビール作りに専念するようになったそうです。しばらくは750ミリリットルと20リットルの大きな瓶でしか作っておらず、私が飲んだ330ミリリットル瓶は2009年5月になってようやく作られるようになったそうです。
この瓶の妖精の名前はマルコルムMalcolmだそうで、同社のラ・シュフLa ChouffeのマルセルMarcel、ホーブロン・シュフHoublon ChuffeのマテューMatthew、チェリー・シュフCherry Chouffeのミシェリーン(?)Michelineと家族がいるらしいです。会社のサイトによると、それぞれのオハナシ”Story”があって、個性があるそうですよ。また見かけたら別の家族のものを買ってみます。

おすすめ度 ★★★★★

万人におすすめ!「ギネス好きだけど…ちょっと苦いかな」なんて思っている人には特におすすめ!美味しいです。飲みやすいです。ゆるーり、休みの日にのんびり飲みたいビールです。但し強いので飲み過ぎには注意して下さいね。

アマゾンで買う事ができます。どうぞお試しあれ。